焦電センサーという人から発する赤外線を感知するセンサーを使った、人が近づくとライトが点灯する回路です。
ライトを点灯させるのは暗いときがよいので、明るいときはライトがつかないようにしています。
焦電センサーの出力はとても小さいので、センサーの出力でトランジスタをスイッチとして駆動させることはできません。
そこで焦電センサの出力をオペアンプで増幅させる必要があります。
オペアンプICを単独で並べて回路を作ることもできますが、少し複雑になります。
そこで、焦電センサーをつなげるための専用のICを使いました。
このICに焦電センサーからの信号を増幅するためのオペアンプとその信号を受けると信号が出力する回路が内蔵されています。
さらにCDS(明るさセンサ)をつなぐと暗いときだけ反応する回路にすることができます。
便利なICです。
部品が多めなのでハンダ付けは慎重に。落ち着いてハンダ付けすれば、それほど難しくないと思います。
中央付近の抵抗は、スペースの都合で立ててハンダ付けします。
実装図です。
回路図です。
反応を始める暗さ、と LEDが点灯し続ける時間 をボリュームで調整できるようにしました。
ホームセンターなどで市販されているものと回路はほぼ同じですが、自分で作ったものが動作するとうれしいものです。
0コメント